太りやすい食習慣・生活習慣

太りやすい方に共通すること

今日は太りやすい人の食生活や生活習慣の共通点についてお話していきます。

 

1.遺伝的な体質

もともと遺伝的な体質も深く関係しています。

特に糖尿病家系の方は糖を摂ることによって血糖値が急上昇して高血糖になりやすい特徴があります。

糖尿病家系の方は糖の摂取の仕方に気をつける必要があります。

まず前提として、糖尿病家系なのかということをぜひ、ご家族に確認していただければと思います。

 

2.食習慣

①糖質・アルコールの過剰摂取

特に液体の砂糖やブドウ果糖液糖を含むもの。小麦製品など

次にどのような食生活・生活習慣が実際に太りやすい状況を作っているかと言いますと、皆さんご存じだと思いますが、糖質の過剰摂取です。

ただ、「糖質」とひとくくりにしても、砂糖なのか、炭水化物なのか、または特に血糖値を急上昇させやすいブドウ果糖液糖のようなものなのか。・・・血糖上昇や吸収においても全く違いがでてきます。

 

3.生活習慣

①早食い

血糖値を急上昇させ、また食べすぎてしまう傾向があります。

②食事のタイミング

当然、遅い時間に食べ物を食べる、夜寝る前に食べるような生活も悪い習慣の1つです。

③睡眠不足

寝る時間が少ない方も非常に太りやすい体質をつくり糖質への欲求も増えてきます。

また睡眠不足はインスリン抵抗性(インスリンの効きが悪いこと)を招きやすくなります。

④ストレス

ストレスがあるとコルチゾールというホルモンを分泌させます。

このホルモンは血糖値を上昇させる作用があります。

ですので、常にストレスにさらされている方はコルチゾールが副腎から分泌され太りやすくなるでしょう。

特にコルチゾールが沢山分泌されている人をコルチゾールスチール症候群と呼びます。

特徴としては

・特に下腹部の周りに脂肪がつきやすい

・首の後ろ(肩の周りに)脂肪がつきやすい。

このような特徴的な体系になってくることがあります。

肩の後ろに脂肪がつくことをバッファローハンプといいます。

バッファローという野生の動物(肩の後ろにこぶのようなものがついた動物)に似ているということから、バッファローハンプといいます。

ですのでストレスによって太る人の特徴は上記のような体型になってきます。

 

糖質を食べてしまう本当の理由

ここまでで、お読みになってご自分に共通しているかご自分の食生活に該当しているのかチェックしみて欲しいのですが、

実は糖質への欲求はただ単に甘い物が好きという嗜好性という事だけにと止まらず、体のメカニズムを考えることによって、

実は身体が本能的に糖質を欲求している、または糖質しか食べられない体になっているということを考える必要があります。

 

1.消化力

多くの人の食生活や血液検査データを照らし合わせていくと、毎日の食生活の中で糖質が多い方は基本的には消化吸収能力が非常に低い共通点があります。

しかし、これは自覚している方は少ないと思います。

タンパク質、お肉のようなものを避けることは胃酸の分泌不足と密接に関係しています。

・胃酸の分泌が少ない

・ピロリ菌がいる

・胃酸抑制剤を服用している

・SIBO

このような方は、無意識にタンパク質を避けて、糖質をとる傾向性が出てくることがあります。

ですので、ご自身の食生活を振り返ったとき、「タンパク質の摂取量が少ないな」「無意識に糖質を選んで食べているな」という方は消化の状態を確認する必要があります。

過去のブログでも消化について取り上げているところがありますので、一度ご覧いただきたいのですが、自覚症状として胃もたれ、胃痛、腹痛、腸内環境の悪化、自覚している方もいますが、無自覚な方もいらっしゃいます。

できれば1度、血液検査で簡単に胃酸の分泌能力・胃の粘膜状態:PGⅠ・PGⅡ(ペプシノーゲンⅠ、Ⅱ)PGⅠ/PGⅡ比、ピロリ菌の抗体など測ることができますので、少し思い当たる方はぜひチェックしていただきたいと思います。(通常ピロリ菌感染などない方は、保険診療では測ってもらえません。自費になります)

2.低エネルギー

糖質への欲求がある方は低エネルギー状態ということが言えると思います。一言でいうのは難しいですが、最近知られてきている副腎疲労という病態が背景にあると思います。副腎は血圧、体温、血糖などをコントロールしています。

副腎の状態が弱まると

・低血糖

・低血圧

・低体温

このような症状が出てきます。

ですので副腎の機能が低下していると、食事と食事の間の空腹時間に低血糖が発生してくる現象がおきてきます。

脳の栄養源は糖ですので、非常に脳が無意識に糖を欲しがる現象が起きてきます。

そうすると無意識に間食で飴を食べたり、何か甘い物を食べたくなる

このような習慣が体の本能的な欲求として起きてきます。

副腎疲労については過去のブログに色々書いておりますが、基本的にはストレス、そして食べ方に問題がある方、その食べ方によってさらに副腎疲労を悪化させている事があります。

副腎疲労につながるところはあると思いますが、ストレスがあると糖質への欲求が高まります。

自分は甘い物が好きだ、炭水化物が好きだという方は単純に幼いころからの嗜好が問題ではなく、実は背景には消化吸収、そして副腎疲労の低エネルギー状態、ストレス過多を解消しないとなかなか甘い物・炭水化物過剰摂取をやめることが出来ないという条件が揃っててきてしまいます。

ここまで聞くと、なにか糖質が悪いものだという印象を持ってしまいますが、決してそのようなことではありません。

副腎疲労のような状態の方にとっては、糖は簡単にエネルギーに変えられるものです。単純に痩せたいからといって糖を厳格な制限してしまうと、非常に副腎疲労を悪化させ、全身の状態を悪くし、疲労レベルを強めてしまうという現象を起こしてしまう可能性があります。

そのほか、血糖値においては、単純に糖質の過剰摂取だけではなく、実は欠食をしている人、少食の人も血液検査をしてみると血糖値が高いということがあります。

特に朝食を欠食してしまう、低血糖,空腹の時間が長い状態で突然昼食を食べるということは膵臓に負担をかけるので、血糖値が不思議と高い方がいらっしゃいます。

知って頂きたいのは糖を欲する背景には色々な身体の本能的な欲求がある

糖質制限が良いかというと、人によっては逆に体調を崩す原因になる場合があります。

次回は糖質制限についてより詳しくお話をしていきたいと思います。

 

オーソモレキュラー療法に興味のある方、分子栄養学を学びませんか?

オーソモレキュラーの勉強会、初心者対象の入門講座からエキスパート対象までのアドバイザー養成講座を札幌と東京で開催しております。
自宅のパソコンから簡単にセミナーを受けられるZoom(オンラインセミナー)も開催しております

動画配信は下記の3コース! 入門講座と基礎講座2コース


分子栄養学を更に本格的に学びたい方はこちらの講座をおススメします!