分子栄養学・栄養療法・オーソモレキュラー療法とは

当院では分子栄養学・オーソモレキュラー療法、栄養素と食事、生活習慣の改善による心と体に優しい治療法を用いて、症状の改善、さらに病気の予防を目的とした治療を行います。

 

分子栄養学・栄養療法とは
  • 投薬だけに頼らず、栄養指導や生活習慣の改善から根本治療をめざし、自然治癒力を高めることを目的とします。
  • 栄養素、適切な食事やサプリメントを用いて、私達の身体を構成する約60兆個の細胞のはたらきを向上させて、様々な病気を治す治療法です。
  • 分子栄養学療法は、海外では1960年代より精神疾患領域の治療として応用されはじめ今では、その応用範囲はほぼすべての医療分野に及ぶまでになりました。

 

分子栄養学・栄養療法の特徴
  1. 必要な栄養素の量は従来の栄養学と異なる
  2. 必要な栄養素の量は個人差が大きい
  3. 投薬治療とことなり病気の予防や免疫の改善が得られる

 


<口腔・粘膜に重要な栄養素>

あなたの栄養足りてますか?
タンパク欠乏
口腔へ現れる症状
  • 唾液量が少なく口が渇きやすい
  • 舌がむくみやすい、舌に歯の圧痕がつく
  • 歯茎や歯が弱くなる
  • 細菌やウィルスに感染しやすくなる
  • 歯周病の悪化、カンジダの感染

身体へ現れる症状
  • 皮膚の美しさと潤いがなくなる
  • 骨、歯、筋肉が弱くもろくなる
  • 内蔵が衰え弱くなる
  • 血管がもろくなる(高血圧、脳卒中)
  • 貧血になる
  • 代謝がにぶる
  • 体の調節がきかなくなる
  • 細菌やウィルスに感染しやすくなる
たんぱく質を多く含む食材→肉、魚、卵、チーズ、大豆、ナッツなど

 

ビタミンB群欠乏
口腔へ現れる症状
  • 口内炎ができやすい
  • 粘膜が荒れやすい
  • 口角口唇炎になりやすい
  • 舌炎になりやすい
  • 唾液が少ない

身体へ現れる症状
  • 疲れやすい
  • ねても疲れがとれない、夢をみる
  • 集中力が続かない
  • イライラしやすい、キレやすい
  • 肩こりがなかなか治らない
  • 風邪をひきやすい、治りにくい
  • 肌や粘膜が荒れやすい
ビタミンBを多く含む食材→豚肉、ニンニク、葉物野菜など

 

鉄欠乏
口腔へ現れる症状
  • 歯茎からの出血
  • 口角口唇炎
  • 知覚過敏症状がある
  • 顎関節に違和感や痛みがある
  • 歯磨きや型取りの際に嘔吐感がある
  • 嚥下障害、飲み込みづらい
  • 舌炎
鉄欠乏の自覚症状は慢性の場合は乏しい(長年の鉄欠乏状態に身体が順応してしまっているため)

身体へ現れる症状
  • 寝起きが悪い
  • 疲れやすい、肩こりがある
  • 湿疹ができやすい
  • 頭痛や頭が重いことがよくある
  • 風邪をひきやすい
  • 毛が抜けやすい
  • 注意力が低下しイライラしやすい
  • 神経過敏
  • 身体にアザができやすい
  • 胸が痛む
  • 身体を動かすと動悸や息切れがある
  • むくみがある
  • 手足が冷たい
  • 爪が変形、割れやすい
  • 食欲不振
鉄を多く含む食材→豚肉、牛肉レバー、赤身魚、卵、納豆など

 

亜鉛欠乏
口腔へ現れる症状
  • 味覚障害、食べ物が舌にしみる
  • 唾液がでにくく口腔が乾燥しやすい
  • 舌炎、舌に違和感
  • 口臭が気になる

身体へ現れる症状
  • 風邪をひきやすい
  • 洗髪時に髪が抜けやすい
  • 食欲不振になりやすい
  • 肌が乾燥しやすい
  • キズの治りが悪い、後が残りやすい
  • 爪に白い斑点がある
  • 味覚や嗅覚が鈍い
  • 性欲が落ちた
  • 皮膚が弱く炎症、湿疹が起こりやすい
  • 糖質・飲酒量が多い
亜鉛を多く含む食材→牡蠣、レバー、卵、ナッツ類など