唾液コルチゾール検査とは1日に4回の唾液の採取から、コルチゾールの1日の分泌量の日内変動を測定することによって、副腎疲労の度合いを調べる検査です。

コルチゾールとは

「ストレスから体を守る大切なホルモン」

私達が不安や緊張などのストレスを感じると脳の視床下部という部分から副腎皮質刺激ホルモン放出ホルモンというホルモンは放出されます。またこのホルモンは脳の下垂体から産出される副腎皮質刺激ホルモンの分泌を促します。これが副腎を刺激し3種の副腎皮質ホルモンの合成と分泌を刺激します。

「コルチゾール」は様々なストレスに反応して分泌されるため「ストレスホルモン」と呼ばれています。私達が何らかのストレスを受けると、コルチゾールの分泌量を増やします。その作用で血圧を上昇させストレスという非常事態に対応するための「闘争」「逃避」の備えます。コルチゾールはストレスの対処に不可欠なホルモンです。


上記のグラフは唾液コルチゾール検査結果のサンプルです。赤と黄色の点線に囲まれた青い部分が、正常な副腎コルチゾール分泌ゾーンです。一般的に、コルチゾールは起床の約3時間前から分泌が増え始め、朝8時前後をピークに夜に向かって減少するというカーブを描きます。

しかし「副腎疲労」と言われる方々は、朝に最も上昇しているはずのコルチゾールが十分に分泌できず、そのため朝が元気がなくベッドから起きられない、朝が辛いという症状を訴える方が多くいらっしゃいます。また夜になるに従って目が冴えてきたり、元気が出てきたような錯覚を覚え就寝時間が遅くなったり、進行した重度の副腎疲労の患者さんでは概日リズム障害という、朝と昼が逆転してしまい朝に寝て夕方近くに起きるという生活リズムになってしまいます。

唾液コルチゾール検査は採血などは必要なく簡便に副腎疲労の進行度を把握するのに適した検査です。

 

唾液コルチゾール検査方法
<1回目>
  • カウンセリング 約30分 3,000円(税別)
  • 検査代金 23,000円(税別)
  1. 生活習慣・食習慣についての問診
  2. ご自宅にて唾液採取
  3. 約3週間から4週間で結果がでます

 

<2回目>
  • 検査解析、カウンセリング 60分 6,000円(税別)

※60分を超える場合は15分につき、1,000円(税別)の追加料金が発生します。

  1. 検査結果のご報告
  2. 結果をうけて生活習慣・食習慣のアドバイス。不足してる栄養素があればサプリメントのご提案(あくまでも患者さんの意向を尊重しますので無理にサプリメントを勧めることはありません)

 

副腎疲労度チェック
下記のチェック項目に多く該当した方は、副腎疲労になっているかもしれません。

□朝起きるのが辛い
□疲れがとれない
□日常的なことがとても疲れる
□午前10時まで目が覚めない
□倦怠感・エネルギー不足がある
□頭がクラクラする
□ストレスに対処できない
□低血圧症である
□低体温である
□病気やケガ、外傷から回復するのに時間がかかる
□思考が定まらずボーッとする
□午後3時~4時の間はボンヤリしている
□カフェインがないと体がもたない
□夜中になると絶好調
□塩辛いものが無性に欲しくなる→詳しくはこちらのブログ「しょっぱいものが無性に食べたい」をお読みください
□性欲の低下  など

 

副腎疲労症候群(アドレナル・ファティーグ)の原因
  1. 間違った生活習慣
    • 朝食抜き
    • 夜更かし
    • 激しすぎる運動
    • 朝昼逆転の生活(深夜までや長時間労働)
    • 過度な肉体労働 など
  2. 間違った食生活
    • 過剰な糖分
    • 多量のアルコール
    • カフェイン
    • ダイエットによる栄養不足
    • ジャンクフード
    • 栄養ドリンク など
  3. 有害金属
    • 水銀 
    • 鉛 
    • アルミニウム 
    • ヒ素 
    • カドミウム など
  4. 精神的なストレス
    • 会社・学校・家庭でのプレッシャー 
    • セクハラ・パワハラ 
    • 近親者の死・ペットの死 
    • 育児・介護 など
  5. 腸内環境の乱れ
    • 下痢
    • 便秘
    • 過敏性腸症候群
    • リーキーガット症候群(腸もれ) など
  6. アレルギー
    • 即時型アレルギー
    • 遅延型アレルギー など

 

副腎疲労の対策に特に必要な栄養素
  • ビタミンC
  • 副腎皮質でのアドレナリンやノルアドレナリン合成や、副腎皮質でのステロイドホルモンの合成に必須です。また「抗ストレスビタミン」としても知られています。
    体内でビタミンC濃度が一番高いのは副腎で、血中濃度の150倍もあります。
    ビタミンCが多く含まれるということは、それだけビタミンCが必要であることを示しています。ストレスなど副腎を酷使している時や、感染がある時は、さらに需要が高まります。

  • ビタミンB
  • 副腎がストレスに対応するホルモンを産生する際や、エネルギーの産生に必要です。また精神の安定を保つのにも必須の栄養素です。副腎疲労症候群の方は血糖調節もうまくいっていないことがほとんどですが、血糖調節対策にも欠かせません

  • マグネシウム
  • 300種以上もの酵素反応の補助因子として作用しています。

    1. エネルギー産生
    2. 生体恒常性の維持
    3. 副腎ホルモンの合成
    4. 心身のリラックス

    などなど風邪多くの働きをしています。

  • 亜鉛
  • 200種以上の酵素の反応に関与し、生命の維持・細胞の成長、分化、増殖に深く関与しています。

    1. エネルギー代謝
    2. 抗酸化作用
    3. 糖代謝のコントロール
    4. 細胞の修復