食品添加物について
みなさんこんにちは。
あんどう口腔クリニックの仲条です。
今回は食品添加物(特にリン酸塩)に関して、お話します。
私は、ここで勤める前は、成分表示を見ることは、ほぼありませんでした。
どのような理由で、添加物に関して問題視されているのか全く知らず・・・
なんとなく「無添加!」とうたっている食品を「こっちの方が良いものだよね!!」と手に取って・・・くらいでした。
(今考えると、お恥ずかしい・・・ 無添加と書いていても、気を付けないと、添加物が含まれているものもありますよね)
食品添加物は、保存・着色・加工するために多くの食品に使われています。
その中でもリン酸塩はトップクラスに多く使われている添加物の1つです。
私のように、初心者の方もこちらを読んでいるので、説明すると・・・
リン酸塩は、カルシウムやミネラルを体外に排出してしまいます。ですので、多量にリン酸塩を摂ってしまうと、ミネラル不足を引き起こし、甚大に大きな影響を与える可能性があります。
【リン酸塩は毒性が低い上に、摂取しても体内に吸収されにくいので、この20年ほどで問題になったのは「亜鉛摂取阻害による味覚障害をおこす」「カルシウムの吸収を阻害し骨粗しょう症の原因になる」ということくらいである。】(一部引用:食べなきゃ、危険! 小山純一・国光美佳)
しかし、実は他のミネラルの吸収にも影響を与え、新型栄養失調のリスクを高める原因になりかねません。
日本ではどのような食品に使われていることが多いかというと
・肉
・ハム、ソーセージ
・トロと称される魚
・醤油、味噌、粕漬け焼き魚
・かまぼこ、ちくわ
・たまご豆腐、茶わん蒸し
・和菓子
・冷凍食品
・おつまみ
と、ショックを受けるくらいの食品に使われていました。
近年、加工食品の消費が増えており、添加物が含まれた食品を食べる機会が増えました。
(参照:農林水産省)
平成27年以降は水系とのことですが、加工食品の消費量が上がっていることがわかります。
特に単身者の加工食品の消費量はわかりやすいですね。
知らずにたくさん摂っていると、ミネラル欠乏が引き起こされます。
ミネラル補給を意識した食事が大切です。特に外食や中食(デリバリーやお惣菜・お弁当など、家庭外で加工された食品を持ち帰り食べる食事形態の事)が多い方は、意識したいですね。
ミネラル補給は日々のコツコツが大切です。
食品のマグネシウム含有量を比較したブログもありますので、含有量が気になる方はこちらもご参照ください。
新食品成分表Foods2020でマグネシウム含有量を比較しました
食品添加物の表示に関しては、見やすいサイトを見つけましたので、こちらをご参照頂けると良いかと思います。
(一般社団法人)日本食品添加物協会
https://www.jafaa.or.jp/tenkabutsu01/hyouji
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