正しいダイエットとは?

今日はダイエットについてのお話。

単なる食事制限や過度すぎる運動も決して身体にはよくありません。

  1. 低カロリー、高たんぱく、低糖質の食事をしっかりとる
  2. カロリーだけを考えて食事制限をしていては減っているのは筋肉と水分です。また必要な栄養もまかなえないため栄養不足の原因になります。

    体にタンパク量の少ない人が過度な運動をしても筋肉はつきません。筋肉は一度壊れて元に戻る時筋肉が大きくなりますが、タンパクが足りていないと修復材料が体にたりないため、むしろ筋肉は壊れるだけです。朝食やしっかりとした3食をとらずに運動するのはやめましょう。

  3. 食べ方を工夫する
    • こまめに間食する
    • 食間を長くしないことで血糖値の急上昇を防ぎインスリンの分泌を最小限におさえます。 糖はインスリンの働きによって中性脂肪として脂肪細胞に蓄積する働きがあるので要注意。間食は糖分のものはさけナッツ、ゆで卵、チーズなど。カロリーを考えて少量をとりましょう。

    • 食べる順番
    • 食物繊維→タンパク質→炭水化物

    • よくかむ
    • かむ事でゆっくり食べる事になり早食い大食いをふせぎます。血糖値の急上昇も防ぎます。

  4. 基礎代謝をあげる
  5. 運動は食後15~30分後からがおすすめです。食後一休みしてからではインスリンが今までどおり分泌されてしまいます。食直後の運動もまたインスリンの過剰分泌を抑えます。
    ウオーキングなどお勧めです。

  6. しっかり睡眠をとる
  7. ダイエットの落とし穴です。
    睡眠不足ではインスリンが過剰に分泌されてしまいます。しっかりとした適切な睡眠をとることで過度なインスリン分泌を防ぎます。
    痩せたければまず寝ましょう。
    夜10時から夜中の2時までが体の修復時間です。

 

血液検査でTG(中性脂肪)が高く、HDLコレステロールが低い人は動脈硬化のハイリスク患者さんである事が多いです。
中性脂肪が高い方には糖質制限もおすすめしますが、ただし副腎疲労がある場合は糖質制限を行うと逆に体調が悪くなる事もあるので、自己流のダイエットには気をつけましょう。