赤ちゃんへの呼吸のしつけ

最近テレビや雑誌でも口呼吸の弊害について色々ととりあげれています。
大人になってから一度ついた口呼吸を治すのもいいのですが、出来ればいま子育てをしている方やこれから赤ちゃんを授かる方には、初めから赤ちゃんに鼻呼吸をしてもらいたいものです。

 

最近は母乳の重要性もあちこちで言われるようになりましたが、多くのお母さんは卒乳、あるいは断乳という形で母乳をやめる時期がくると思います。
母乳の間は赤ちゃんは自然に鼻呼吸をしており、また口の周りの沢山の筋肉を使って将来咀嚼や嚥下に必要な筋肉を鍛えています
粉ミルクやまたは母乳を哺乳瓶にいれて簡単に赤ちゃんが吸わなくてもミルクが飲めると赤ちゃんは吸啜運動をそんなにしないため口の周りの筋肉が鍛えられないのであまりオススメできません。

 

 

1歳を過ぎて言葉を覚え始めるころになると、赤ちゃんの喉の構造がかわってきます。
気管と口とがつながるようになって、口からも息が吐き出せるようになるのです
勿論このような構造変化が起きなければ赤ちゃんはいつまでたっても言葉を話せないわけですから、口と気管が繋がってくれないと困ります。しかし、この時期に悪い口呼吸を身につけやすい時期になのです。

 

出来れば1歳をすぎても3歳くらいまでにかけておしゃぶりを使うことをお勧めします。
おしゃぶりを、加えていると必然的に口は閉じているので鼻呼吸が身につくわけです。
日本では歯並びの事ばかりいわれおしゃぶりはよくないイメージが定着していますが、欧米ではおしゃぶりは積極的にとりいれられています。
私もハワイで子育てをしていましたが、本当に大きくなった4歳くらいのこまでおしゃぶりをしているのを何度も見かけたことがあります。

 

おしゃぶりは一種の精神安定剤のような感覚でだけ思われていますが、子供に実に自然な形で鼻呼吸を覚えさせるのにはとても必要なアイテムです。

指しゃぶりは歯並びも乱れよくありません。

 

私の次男もおしゃぶりをして育てましたが実に自然に鼻呼吸をしています。