これからママになる方 ママのために必要な栄養素
最近は妊活してる方も増えてる時代ですが、今日はママになるため、ママになってからに必要な栄養素のお話を書きたいと思います。
なかなか妊娠できない問題が器質的な問題にある場合は必ずしも栄養療法では解決しないこともありますが、どこを検査しても正常といわれたり、ホルモンの問題などにおいては栄養療法も解決への1つの手段だと思います。
妊娠において総コレステロールやフェリチンは妊娠しやすさにとても密接に関係しています。
コレステロールは
- 細胞膜の構成要素で性ホルモンの材料でもあります。
- 妊娠に関しては低い値の方は妊娠しずらい傾向にあります。
- 一般の血液検査では高い事ばかりが注目されて低い分には内科では指摘されません。
- 健康に生活することや妊娠したいかたはコレステロール値は200~240mg/dlがベストです。
- コレステロールの原料はタンパク質です。
妊娠したい方は卵、納豆、お肉などタンパク質をなるべく摂るように心掛けましょう。
フェリチンは
- 以前のブログでも紹介しましたが体内の貯蔵鉄を反映します。
- 鉄は胎児および幼児の子供の成長や母体の体調、精神状態にも密接に関係しています。
- 産後うつやマタニテイブルーにならにためにも必要です。
- 妊娠を希望する方は最低50以上にしておくことが望ましいです。
- 妊娠中も胎児の需要をまかなうためにヘム鉄の摂取をお勧めします。
- 鉄はコラーゲン形成にも関与し極端な妊娠中の鉄不足は胎児の心臓に穴があいてしまうこともあります。
その他亜鉛、ビタミンB群、ビタミンA、葉酸、などが特に必要な栄養素です。
栄養をしっかりとることによっての母体へのメリット
- つわりが軽い
- むくみがない
- 抑うつがない
- 体調がいい
- 便秘にならない
- お産が軽い
栄養をとった母体から生まれた赤ちゃんヘのメリット
- 夜泣きが少ない
- おっぱいを良く飲む
- 感情が安定している
- 皮膚トラブルが少ない
- 感染症にかかりにくい
- 順調な成長
これらの栄養素は妊娠がわかってからよりも、妊娠をする以前から母体の体調を整えてたほうが、
より子供も母親も健康で楽しい育児が望めます。
胎児の重要な器官は受精後数週間で形成されるため母体の初期の栄養状態が特に重要です。
また貧血のある母体では胎盤形成が大きくなり、出産時に必要以上な出血がおこりさらに母体への負担となります。
子育ては本当に大変でママはスタミナ勝負です。
楽しい育児には健康な心身でなくては育児も楽しめません。
是非今から食生活やサプリメントを取り入れてみましょう。