子供の貧血について(3)

前回は私の息子たちの栄養療法を取り入れる前のお話しをしましたが、今日は私が自らの体調不良のためあちこち病院を探してく中で、ついに分子整合栄養医学に出会い、その後自分だけでなく子供たちにも詳細な血液検査を受けさせた後の話を書きます。

 

子供達の血液検査の結果も案の定、低タンパクに鉄欠乏と、骨髄抑制タイプの貧血で、またビタミンも足りていませんでした。

 

結果を受けて早速プロテインとヘム鉄、キッズビタミンミネラルを朝晩、保育園がないときはお昼もとらせました。

 

ちょうど栄養療法を開始した時期は年末でインフルエンザが流行していた時期はでした。
案の定長男から我が家にインフルエンザが入って、主人以外全員インフルエンザになりました。
栄養療法を、始めたとはいえまだ開始2週間くらいだったので、まだまだ効果は感じず3日間の高い発熱に咳鼻水、全身倦怠感と症状はかなりひどくでました。

 

特に長男はもともと気管支が弱いため熱が下がり一通り症状がおさまったあとも、酷い咳はぬけず、咳の勢いで1日に2-3回嘔吐していました。

 

栄養療法は体質改善であり抗生物質や他の薬のような即効性はありませんが薬で抑える対処療法とはちがい根本的な治療になります。

 

効果を感じはじめたのは栄養療法を始めて3ヶ月程経過していた頃でしたが、風邪をひいても風邪の治りが早くなり、長男はその頃が風邪をひいても長引く咳をしなくなりました。
と同時くらいに、2人の息子の手足がいつもポカポカと温かいことに気がつきました。
その他、朝起こさなくても自分からスッキリ起きてくることが多くなったり、次男の爪は反り爪でしたが、いつの間にか丸みを帯びた詰めになってきました。
また非常に情緒が安定してきてるように感じました。

 

以前は擦り傷をしても傷の治りがおそく、飛び火にも何度かなったことがあり、その度に抗生物質を服用させていましたが、擦り傷や怪我をしてもわりと早く、感染を起こしたりする前に治るようになりました。

 

また半年たった頃には保育園で風邪が流行していても風邪をもらってくることがなくなってきづけば、軽い鼻水が1日に出る程度の風邪は1度くらいひいたものの、その後の半年後からは長男も次男本当に風邪をひかなくなりました。

 

また次男は皮膚が弱くすぐに湿疹がでたり、乾燥肌でしたが、肌が荒れることもほとんどなくなりました。

 

子供も大人も貧血をみる重要な項目はフェリチンです。フェリチンは貯蔵鉄といって単にヘマトクリットやヘモグロビンを見ただけではわからない潜在性の貧血を早期に発見することご出来るのです。
血液検査項目についてまた次回お話しします。