ネガティブな思考回路から抜け出すために
今日は栄養素の話から少し離れた話になります。
当院に栄養療法を受診されるかたの多くはやはり何がしかの栄養素の不足が見受けられます。
栄養素と脳神経伝達物質は密接に関係しているためやはり、栄養素の不足が情緒の不安定を生み出し時に、精神疾患と誤診されてしまったり飲まなくていい向精神薬を飲むことになってしまう人も多々見受けられます。
私自身も体調不良で栄養が足りてなかったとき、やはり同じようにメンタルにも強く症状が出ていました。
時にそれが個人のパーソナリティと周りに誤解を生み結果的に人間関係がうまくいかなくなってしまう場合も少なくないかもしれません。
また妊娠中や産後、授乳中、授乳後、月経後も女性はホルモンが大きく変動し、また赤ちゃんのために母体の栄養素が少なくなったり、また月経後も出血により鉄を失い心身共に不調になる女性も多いのではないでしょうか?
産後母体のホルモン変動や授乳、また睡眠不足により、また子育てが思うようにいかないことにより多くの女性は自己嫌悪に陥ってしまい、母親として自信喪失してしまうのではないでしょうか?
私もまた同じようにそのように体の体調不良と精神の情緒不安定に悩んできた一人であります。
そのように栄養不足によりメンタルに症状が出てしまった場合多くの方が自分に自信喪失してしまっていて、自尊心を失ってしまっているように思えます。
またさらにそのように思い悩むことによってのストレスから栄養の需要が亢進してしまいます。
ストレスからいかに開放されるか、またそれにより自分が前向きさを取り戻し思い悩まないことによって栄養の需要を必要最低限に抑えられるのです。
今日はここで「なんでも仙人」というブログを書いているかたから一部皆さんの元気を取り戻すような言葉が書かれていたのでここで紹介したいと思います。
メンタルに症状がきてしまう人の多くが完璧主義だったり、とてもマジメすぎる方が多いのです。
これを読んで少し楽になっていただけたらと思いました。
「向上とはなにか」
向上とは上に上に向かっていくよりもむしろ、自分の不完全さをどれだけ許してあげられたか?
相手の不完全さをどれだけ許してあげられたか?その中にある。
なぜ?
自分の不完全さが許された時、人はとても優しい気持ちになるから。
不完全さが許された時、人は堕落していくのではなく「もっとがんばろう」という意欲があふれてくる。
この時溢れだすエネルギーは「がんばらなきゃ、がんばらなきゃ」と思っていたとき出るエネルギーと比べ物にならないほど膨大なエネルギーこれが向上ということ。
自分や相手の不完全さを許すということは「いい、悪い」という判断をしないこと。
これは宇宙と同じ視点でみているということ。宇宙はいっさいジャッジをしない。
欠点をもったままでも人は宇宙と同じ視点にたつことができる。
すると自分の中の「愛そのものの自分」とつながる。
自分の中の不完全さを許してあげていると、不完全な相手に対しても優しい目で見てあげることができるようになる。
すると自分も自然体で自分の力を最大限引き出すことができる。
お互いよさを引き出しあい足りないところは、補うという関係がうまれる。
よいエネルギーが生まれる。
今のまんまでできていることがある。
今のまんまで役立っていることがある。
そう思ったら勇気が沸いてくるでしょう。
「イライラしてもいいんですよ」
「怒ってばかりでもいいんですよ」
みんな何かしらあるんです。欠点は特徴。
欠点や未熟さどうしようもないダメな部分を治そうとか、責めたり、落ち込んだりするのではなく、そういうところがあるのだと認めてそろそろ許そう。
そして未熟と思える人のことも許す。
自分のことをせめて落ち込まないで、自分も許してもらえる。だから人のことも許す。
自分をなんとか治そうとか欠点を治そうとかにエネルギーを向けないで自分も人も許すということにエネルギーを向けたほうが楽。
あなたはあなたのままで価値のある人間なのだ。